中3に「公民が最強になれるプリント」を渡してきた。
マジで、これをマスターすれば、無双できる。
さて、中3。
前にも言ったことがあるかなぁ。
うめざわができることと、できないことの話。
できること。
ココ覚えなさい って言うこと。
ココはこういう意味だよ って理解させること。
できないこと。
覚えること。
理解しようとすること。
この線引きをハッキリさせる。
「ココからは俺がやらないと何にもならない」って腹を括る。
これがすっげぇ大事なの。
どれだけ優れた参考書でも、僕が代わりに覚えてあげることはできない。
僕がどれだけ必死こいて暗記したところで、君が覚えられるわけじゃない。
君自身が必死こいて覚える
これが無いと何にも起こらない。
最終的には「覚える」ことができないといけない。
覚えられないと、結局テストでは点にならない。
だけど、覚える上で邪魔になってること、つまり「コレが分かんないから覚えようにも覚えられない」っていうこともあるよね。
その、邪魔をしているモノ、「コレが分かんないんです!」っていうアピールも、君じゃないとできない。
君の目の前に巨大な岩があって、それが邪魔で前に進めない。
僕はその岩を砕いたりどかしたりすることができる。
でも、その岩は目に見えるものじゃなくて、君の頭の中の見えないところで起こってることだから、
「私の前にこんなに大きい岩があるんです!助けてください!」
っていうことを伝えてもらわないと、結局僕は何もしてあげられない。
僕はこういう「コレさえやりゃOK牧場!プリント」ってダイキライなのね。
「先生がコレをやれって言ったからやったのに」って言い訳が出てくるから。
知らんがな、俺のテストじゃねぇ、お前のテストやろが
ってね。
だけど、渡した。
それを覚えるのは最低条件。
このズラっと並んだ言葉たちを覚え切るのは最低限の努力。
それは君自身がやること。
でも、「暗記」と「理解」の両方が無けりゃテストで使い物にならないことも、もう経験済みで知ってるよね。
どっちが先でもいいけど-暗記してから理解しても、理解してから暗記しても、順番はどっちでもいいけど-、
理解しようとすること、理解するために頭を働かせること、理解するために何かしら動くこと。
それをするのも君自身だってことは、覚えときなよ。
「公民が最強になれるプリント」を君らに託した。
次は君らのターンだ。
君はこれから何をするんだ?
このプリントを生かすも殺すも、意味のあるものにするのも無価値な紙くずにするのも、
ここからの君の動きに全てがかかっているからね。