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勉強って、したらした分だけ上がることよりも、続けてたら急に上がることの方が多い

「勉強って、したらした分だけ上がる」
そう思っていた時期があった。

たとえば筋トレ。
腕立てを毎日10回やれば、ちょっとずつ腕がムキッとする。
ランニングを毎日やれば、ちょっとずつ距離を伸ばせる。
勉強もこれと同じで・・・

そう、思ってた。
でも、実は全然ちがった。
勉強って「続けてたら急に上がる」ものだった。

10時間やったから10点上がる、という世界じゃない。
むしろ、毎日やっても全然点数が伸びなくて、
「え、努力、どこ行った?」って不安になっても続けてたら
半年たって急にスコンッと上がったりする。
謎のタイムラグ。

だから「昨日より今日のほうが賢くなってるかも!」っていう期待より、
「半年後の自分に期待しよう!」くらいのスタンスのほうが、うまくいく。

もちろん、続けないとスコンッとも来ない。
結果はどうあれ、日々の積み上げは絶対条件。
大事なのは、目先の上がった下がったに心を惑わされず、淡々とやり続けること。
劇的ビフォーアフターは、ある日ふいにやってくる。
何の前触れもなく、寝ぐせのままで。

努力が報われるときの、無駄な(?)サプライズ演出。
それを信じて、今日もコツコツと。
たとえ「一歩も進んでる気がしねぇ・・・」って思えたとしても、
その努力はちゃーんと地下で根を張り、一気に花開く瞬間を待っている。