
子どもは本当に、いつ伸びるか分からないね。
今思えば、「向いてないかも」と思ったあの時がターニングポイントだった気がする。
軽いノリでムスメを競泳選手の育成コースに入れたんだけど、まぁ伸びなくて笑
正直、「向いてないよね」って辞め時を考えてた。
なのにこの5月、引くくらい伸びて昨日も自己ベスト連発。
嬉しい以前に、気持ちが追いついてない笑
きっと、足りなかった歯車がパシッてはまったんだな。
この1年半、僕も奥さんも、
ただの一度も結果に怒ったことはない。
夫婦でグチを言い合い慰め合い、みたいなことは日常茶飯事だけど、
決して子どもに結果でギャーギャー言わなかった。
心では「すごくねぇけど」って思ってても、口では「すごいじゃん!」って言うようにしてきた。
そして、練習はよっぽどじゃない限り休ませなかった(休むのは発熱か、どうしても外せない予定くらい)
ちなみに言っておくと、当初こそ強引に通わせたけど、今では練習も大会も「めっちゃ楽しい♪」らしい。
もしあの時、諦めさせていれば。
伸びることはなかっただけじゃなく、ムスメにとって「スイミング=挫折の象徴」になってたかも知れない。
今みたいに、(ただえさえ高い)自己肯定感がバキバキに育つこともなかった。
いい経験•心の成長のおかげで、身についた実力が(あんなに欲しかったのに)ただの副産物にさえ感じるくらい。
塾で、伸びすぎてビビった経験は山ほどある。
きっと、彼ら彼女らのパパママたちも同じような感覚だったんだろうなぁ。
講師の立場も、親の立場も両方知った今だから、強く言える。
僕は塾生全員が伸びると信じてる。
だからママも、信じて待ってて。
報われる日が、今の悩みがちっぽけだと知る日が、きっと来る。