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「ちょっとしんどい環境」を作るのが、親の腕の見せどころ。~人は易きに流れる生き物だから

「やった方がイイよ」
って言われて、ちゃんとやる子ってどれくらいいるかなぁ。

1割、かな。

いや、もっと少ないかも。

本当は「やれよ」を柔らかい口調で言ってるってのが本音なんだけど、
会話の中では大体

「お~ん、やらなくてもいいのね」って思われちゃうのね(笑)

ところで。
「人は易きに流れる」って言葉があるけど、
これは人間の本能だと思う。
むしろしんどい方ばっか選んでたら、それはそれは心配になる(笑)

大事なのはさ
楽な方を選ぶのが普通だから、
そんな自分をコントロールするための工夫
だと思うんだ。

でもさ、10代でそれを自覚して、自らを律するのなんて難しいよね。
大人だって、歩いて3分のコンビニでも車で行くんだもん、難しいよそりゃ(笑)

だからこそ、親の出番。
「この子、絶対に楽な方行くから、あえてちょっとしんどくしとこ」
って、仕掛けておくのが親の腕の見せどころ。
「すぐに楽しようとする」のが悪いんじゃなくって、
それを許してしまっている環境に原因を求めよう。

子どもが何もせんのは、人間らしい証拠なのよ。
子どもに限らず、人間は隙あらばサボる生き物だから。