「みんな笑ってる•••?」
うめざわ塾に初めて来た時、そう思ったんだって。
塾で笑うなんてあり得ない、と。
ある塾生の言葉をママが教えてくれた。
さぞ、重々しい雰囲気だったんだろう。
勉強は苦しいもの
努力は辛いもの
そんな感覚を年端もいかない子達に徹底的に植え付けるのは【罪】だ。
次の世代へ脈々と受け継がれるんだろう。
勉強はおもんないけど、やらないといけないもの、と。
おもんない話を聞くフリをして、そこに座り、無為な時間を過ごす。
「何してんだろ、自分」
勉強嫌いの再生産に手を貸すのなんて、僕はしたくない。
もちろん、楽しいだけじゃない。
面倒だったり、苦しかったり、時には嫌になることだってあるだろうさ。
でもそれって、野球でもピアノでも、なんでもそうでしょ?
やり始めは何だって面倒に感じるし、
やり込めば苦しいときだってあるし、
放りだしたくなることだってあるかも知れない。
だけど「あ、やっぱオモロいかも」って。
そう感じる瞬間があるから、やっぱり頑張れる。
乗り越えられる。
個人的な経験だけど、「パパが塾に強く反対する」というパターンが多い気がするんだよね。
多い、というか、目立つ。
いつだったか、「パパが昔、塾で嫌な思いをしたみたいで・・・」と、少し教えてくれたママさんがいた。
僕は心底、気の毒に感じたのを覚えてる。
その子にうめざわ塾で「あ、勉強ってオモロいかも」と感じてもらうことはできなかったけど、
その機会すら与えられなかったけれど、
改めて勉強嫌いの再生産を許容する罪を認識した。
そんな記憶が、ある塾生の「楽しそうに勉強してる子たちにビックリした」というセリフを聞いて、甦った。
うめざわ塾は、
どこよりも真剣に、
どこよりも笑って、
勉強する塾になってやる。

