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世界的なネット障害を前に

クラウドサービスの「Cloudflare」にて11月18日、障害が発生している。

とのこと。
まぁつまり、この「Cloudflare」を使ってるネットサービスは軒並みダウンしてるっぽい、とのこと。

こういうことが起こると思い出すのが、映画「サバイバルファミリー」
ある日、突然
電気が使えなくなる。
「電気」を使うもの全てが停止するところから物語は始まる。

ライト・テレビ・冷蔵庫、その他電化製品はもちろん、
ガスコンロ(着火に火花を飛ばすために電気を使うから)
水道(ポンプに電気を使うから)
車(エンジン始め、駆動に電気を使うから)
などなど、何らかの形で「電気」を使ってるモノのすべてが一斉に動かなくなる。

主人公は平凡な家庭のパパ。
奥さんと娘ひとりとともに暮らす。
喫緊の問題は、生きるための水・食料。
それらを確保しつつ、東京から電気が動いているらしい大阪へ移動(チャリで笑)、
すったもんだで大阪に到着したものの電気は動いておらず、
鹿児島で農業?漁業?に従事する奥さんの実家へとさらに西進するというドタバタコメディ。

主演の小日向文世さんがね、めちゃくちゃいい味を出してるおかげで笑えるんだけど、
笑いながら同時に「自分の身ひとつでできること」って、どれほどのことがあるだろう?って、めちゃくちゃ考えさせられたんだよね。
今、当たり前に使ってるモノが動かなくなったとき、僕らは一体、どれだけの期間を生きることができるだろう?って。

知識・知恵
経験
体力

これらがどれだけ貴重かを思い知った映画だった。

どれだけ科学技術が発展しても、知識・知恵、経験、体力は、
人間が生きていく上でもっとも基本になるんじゃないか。
僕は塾の人として、知識・知恵を子どもたちにシェアし、増強させていく役目の一端を担っている、と思ってて。
うめざわは塾生が強く生きていくための基礎力を育てているという認識が改めて強まった。
この世界的なネット障害を前に、そんなことを考えながら、
画面の前でキーボードをパチパチさせてるなうです(笑)