僕は怒るときに
「怒るスイッチ」を意図的に押して怒るタイプ
なのね。
「カッとなって怒る」というより、
「怒るという行動をあえて取る」
という感じに近いかな。
人を動かすため、自覚を促すために、
今の流れ・このシチュエーションでは「怒る」という行動が最も効果的だと判断した上で
「怒る」スイッチを押す、という感覚。
おととい、中3に軽いカミナリを落としたときもそうだったのね。
あえて、怒るスイッチを押した。
その後、不思議な感覚に襲われたんだ。
怒りが継続する
という感覚。
その後しばらく、
怒りからくる体の震え
が止まらなかった。
中1・2の前に立つときに怒りを抑え込むのに苦労したよ(笑)
ふと、思ったんだよね。
「怒り」という感情は「怒る」という行動によって引き起こされてるんじゃないか、と。
つまり、普通はこんな風に(⇩)理解されてると思うんだけど
普通は、こんな風に理解されがち。
あるできごとが起きる
⇩
怒りが湧く
⇩
「怒る」というリアクションを取る
実はこういうケース(⇩)も多々あるんじゃないかな、と。
あるできごとが起きる
⇩
「怒る」というリアクションを取る
⇩
怒りが湧く
必ず行動が先に来る、とまでは言わないけど、
行動が先行して、後から感情が付いてくるということは少なくないんじゃないか、と。
なかなか理解されにくい感覚だと思うんだけど、
少なくとも僕はつい最近、それを体験し自覚したんだ。
ちなみに中1・2を前にして
僕がとっさに取った行動が
「ニコニコする」
だったんだよね。
1分もしないうちに感情が落ち着いて
いつも以上に読解講座が盛り上がったんだよね(笑)
人間には
「行動によって感情が規定され得る」
という側面がある。
これを知っておくと色んなケースで応用できそう。
たとえば、
①イラっとしたときに笑顔を作って自分をなだめる
②ヤル気が出ないときは、行動を起こして自分をヤル気にさせる
この②も、僕はよく体験するんだ。
いい歳こいて、外に出たくない・布団にくるまってたい・今日はヤル気が出ない、なんて思う日に
「せーの!」で立ち上がって顔を洗うと、外に出たくなるみたいな(笑)
「オマエが〇〇したから怒ってるんでしょ!」って言いがち・思いがちだけど、
人間の感情は「できごと」に原因があるとは限らないんじゃないか。
できごとに対して「自分が取った行動」が引き金となってる可能性も十分にあるんじゃないか。
自分の感情は、
ある程度コントロールできる
んじゃないか?
感情によって結果が変わり得るのは多くの人が体験済みだと思う。
だとすれば、感情をコントロールすることで良い結果を引き寄せること、
少なくともその確率を上げることは、できるんじゃないか?
ぜひ、試してみてほしい。
ぜひ、あのフシギな感覚を、みんなにも体感してみてほしい。


