僕は塾講師だ。
それ以上でもそれ以下でもない。
塾生たちの「心の火」を灯すことは出来ても、
それを燃やし続けることはできない。
いや、するべきではない。
「心の火を燃やし続けてくれる誰か」に依存してしまって、いいことなど何一つないからだ。
心の火を、定期的にメンテナンスはしてあげたいし、するけど、それはあくまでメンテナンスであって。
つまり燃えやすいように整えてあげるだけであって。
僕自身がその子の「燃料」になることはない。
決して、ないし、なってはいけない。