https://news.yahoo.co.jp/articles/ee3eabad8243e7de69631083406f5569794d68a3?page=1
就活をした人なら誰でも経験したであろう学歴フィルターは、やはり今も健在のようだ。
公言は出来なくても、採用の仕組みにしっかり内在してる理由は一言で言うと「便利なモノサシだから」だろう。
採用側の立場に立ってみると、応募者の人となりを書類や数回の面接だけで判断するのは難しく、
応募者が多ければ多いほど(=人気が高い≒優良企業)、絞り込むための分かりやすい根拠として「高卒or大卒」「大学名」を使わないと処理し切れなくなる。
この仕組みは、どれだけ理想論を語っても無くならないと思う。
(仮に適正検査で絞り込むとしても、結局は高学歴ほど残りやすいなら、これも姿を変えた「学歴フィルター」だし)
さて。
自分の理想実現の前に立ちはだかる「学歴」という壁が今後も存在し続けるのならば、
若い世代、特にこれから高校大学を受験していく世代が取れる選択肢は2つ。
学歴フィルターの仕組みに乗っかるか、
全く関係の無い世界で生きていくか、
である。
もちろん、学歴フィルターの仕組みの中でも努力して勝ち上がった人もたくさんいるが、
確率としては低く、だからこそ話題に上ることを考えると、
少なくとも前者の世界で生きるのならば、
相手のモノサシを満足させるだけの「実績」というのは積ませておきたいなぁ、と僕は思う。
よっぽど、特別な才能があって後者の世界で生き抜けるのであれば話は別だけど。
そしてこれは
男だから、女だから
と性差で判断していい時代ではとうになくなっているのも注意しなければならない。