特に高校生になって、テスト直前にポンポン質問が出てくると
あぁ、終わったな・・・
と思ってしまいます。
高校生にとって定期テスト直前のあるべき姿というのは
質問は出し尽くした上で(もしくはできる所に絞り込んだ上で)、
知識を九九レベルにまで、apple = リンゴ レベルにまで引き上げる工程に没頭する
です。
そうしないと、高校レベルの膨大かつベリーハードな内容をクリアすることはできず、
「やったことを九九レベル・アップルレベルにまで落し込む」というのが近い将来に戦う【大学受験】という全国大会での基本所作を修得する格好の機会となります。
そのため定期テスト直前の塾は、そのための場・環境でしかなく、
今の高校部は専ら「修行場」と化しています。
(実はこの役割が超絶大事なんですが)
しかし「そういう姿勢であらねばならぬ」という意識は高校生になったからって急に身につくものではなく、
下手したらそのことに全く気づかぬまま大学受験へぶっ込んでしまう子が多いのも事実で。
そこの意識付けはやはり、中学生〜高校受験期がキモになってくるな、と。
なので、そんな成長過程真っ只中、過渡期にいる中学部、とりわけ非受験生に関しては、テスト前の質問対応時に緩やかに「あるべき姿」へ誘導しています。
その期間が、来る【高校生活→大学受験】における修行のための練習がうめざわ塾・中学部の「爆上げ」になります。
ここで間違って「ヘイカモーン!俺に全部任せてちょんまげ略して俺のちょんまげ!」的な姿勢で臨んでしまう塾が多いから、
大事なことに気づけぬまま大学受験へぶっ込んでしまう最悪の展開が後を絶たないのではないか、
と勝手ながら推測する次第です。