子どもの勉強の主導権は「親」にある。
子どもがこの世に生を受けてから成人するまで、
その主導権は決して手放してはならぬ。
手放した時に、子どもの勉強はストップするという覚悟を持たねばならぬ。
小学生なんだから宿題くらい自分でするだろう
中学生なんだからテスト勉強くらい自分でするだろう
受験生なんだから受験勉強くらい自分でするだろう
高校生なんだから勉強くらい自分でするだろう
これが、勉強の主導権を手放した状態である。
そして子どもは、その主導権を自分側に移動させようと躍起になる。
つまり、勉強するもしないも俺次第!の状況を作りだそうとあの手この手で抵抗する。
怒り、泣き、それらしい理由をつけて。
それはもう、必死で笑
その声を全無視しろ、と言いたいんではなく、
その声を聞いた上で
「いやでも勉強はせんなんから」
という態度を1ミリたりとも崩してはいけない。
少しでも崩れたら、そこを見逃さずさらなる猛攻が繰り出されるから。
ストレスに負け、涙にほだされ、的確な返答ができなかったからと言って、
勉強する or しない の選択権
を子どもに渡してしまうと、もう二度とあなたの元には返ってこない。