歴史は暗記ゲーの代名詞です。
とにかく暗記したモン勝ち、暗記力勝負の短期決戦に最適な科目。
間違いではないです。
単純な暗記量で1番点数が安定する科目です。
が、レキシスキーからすると、それはちょっともったいない。
歴史を学ぶ意義は、成績ウンヌン入試カンヌンではありません。
歴史を学ぶと、世の中が見通せるようになる。
何せ、この世は人間が作っている。
「歴史」という科目は、日本人としては2000年近く、人類としては1万年以上の
【こうしたら、こうなった】
を学んでいるのです。
途中、何回も「まーたコレやってるよ失笑」というのに出くわします。
「うわぁ・・・ないわぁ・・・引くわぁ・・・」にも度々。
その度、僕らは「ヒトは社会の中でこんなカンジで動く」という知識を貯められるのです。
今日、ある塾生に話したのは米騒動。
この展開、つい最近に我々も経験したはず。
乗せられてしまう気持ちも分かりますが、歴史の知識があれば「待て」ができたはず。
何せこの手の展開は歴史上、何度も繰り返し起きているのですから。
歴史とは、2000〜10000年に渡ってヒトが社会の中で経験した【こうしたら、こうなる】という具体例そのものです。
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ
1人の人間がおよそ経験し切れないほどの【知識・知恵】を手軽に学べる「歴史」は、
これから僕らが生きていく中で何より有用に働くことでしょう。