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「勉強法」にもレベルがあります。

「勉強法」にもレベルがあります。

僕が思う、「一番効率がいい勉強法」は

 

読書

 

です。

 

 

 

高校生にはお馴染みチャートが一番分かりやすいと思うんですが、

 

問題文を読む→方針を読む→解答を読む

 

を積み重ね、繰り返すのが一番早いです。

 

 

机もペンもいらないし、書くより読む方が圧倒的に速いからコスパ抜群です。

 

 

ですがコレをするにはかなりの練度が必要(むしろすでにチャートを使い込んでる子の復習の感じ)で、

多くの場合「読む」が「見てるだけ」に陥りがちです。

 

 

そうなるくらいなら、時間がかかっても手が疲れても、書いた方が断然いい。

 

 

 

「書く」となった時には解答をしっかりなぞるのが大事ですが、計算や思考の過程で自分にとって必要であれば適宜補っていかねばなりません。

(多くの子にとって、「解答」だけでは不十分です)

「自分にとって必要なものを補いながら進める」というのはつまり、「考える」ことです。

それが無く解答をなぞっていたなら、それは単なる「丸写し」なので意味はありません。

 

そうなるくらいなら、時間がかかってもなかなか終わらなくても、答えを見ずにまずは解いてみる、という工程が必要になってくる。

解ければOK、解けなければ解答を読む、となるんですが、

解答を読んで「やり方をマネる」だけであれば、丸写しと何ら変わりありません。

そうなるんだったら、時間がかかったとしても授業ノートを読み直す・別の参考書を読む・(可能ならば)もう一度教えてもらう等々して、

それから問題を解く、という流れになります。

 

 

 

下に行くほど、相対的な「効率の良さ」は下がりますが、

無理に背伸びするより自分の段階に合ったやり方をする方が、その子にとったらよっぽど効率がいい。

 

 

一足飛びに一番上のやり方をするのは至難の業ですが、

勉強を積み重ねて徐々に上へ上へとグレードアップしていくことはできます。

(恐らく、真剣に勉強してたら自然とそうなります)

 

大切なのは、他人がどうしてるかではなく、

自分にとって一番分かりやすい・伸びやすいのは何なのか、です。

(他人のやり方を参考にするのは大いに意味がありますが)

 

そして、より伸びやすいやり方を模索するにはそもそも、下のやり方でキッチリ「できる」「わかる」になっているのかどうか、という視点が重要です。

つまり、めちゃくちゃ地道かも知れないですが、コツコツと経験値をためてレベルを上げていく作業は絶対に必要で、

「面倒くさいから」「時間がないから」と言ってレベル上げをしようとしないのなら、

まずもって「効率的な勉強法」に出会う事はできません。