塾生の手が止まったとき、我々塾講師は見極めねばならない。
思考停止のお手上げ状態、フリーズしてぼーっとしてるのか、
思考を巡らし、またはそのために問題文を読み込んでいるのか、
そして「もう無理ボー」なのか、
「解ける、いや解きたい!」なのか。
そこを見極めず、面倒見がいいフリをして下手に教えにかかると、
せっかく熟考の上に得られる貴重な「果実」、学力・思考力を奪うことになる。
塾生の学力を上げるのが我々塾講師の仕事だ。
塾講師たるもの、決して塾生の「果実」を奪ってはならないのである。