「やる気になってくれれば」
という言葉、僕は割と敏感に反応してしまう。
「やる気になってくれれば」
は、
「今は全然やる気じゃない」
という状況が前提となっているからだ。
やる気スイッチの影響か、「やる気」というのは「オン」か「オフ」の二択、
1か0かのデジタルなものだと思われているフシがある。
またはそのように評価されがちな気がする。
本当はもっとグラデーションのある、
0と1の間に広がりのあるものなのに。
何気ないその一言で、
せっかくあった「やる気」が、「やる気の芽」が、
一撃で吹っ飛びかねない。
それが怖くてたまらないから、
何気ない言葉に敏感に反応してしまうんだと思う。