国語は情報処理
という事をどこかの記事で書いたが、
まさにその点で言うと、
読解は説明文から手を付けるべき
である。
僕が国語解説を説明文ばっかりやるのは、
情報処理という点では物語文より説明文の方がカンタンだから
である。
物語文ってね、ムズいのよ。
ほら、文章読んで感動した問題、全然正解しない説、あるじゃない?笑
「国語という科目」に関して言うと、
読んで感動したかどうか、話が入ってきたかどうかなんてあんまり関係ないの。
着実に、書いてあることから順に処理していく
「読解問題」で必要になるのは基本的にはそれだけ。
その点、説明文はハッキリと書いてある(ハッキリ書いてもらわないと筆者の主張なんて分かりっこない)からカンタンで、
物語文はあんまりハッキリ書いてくれてない(ハッキリ書いちゃうとオモンナイ話になる)、
という、ね。
当然、話が入ってくるくらいの語彙力と想像力、感動するくらい読み込むこと、
というのは大事ではあるけど、
そればっかりだと「問題に正答する」という部分は全く磨かれないんだよね、これまた不思議と。