小学校の先生方には本当に頭が下がる思いだ。
漢字ノートひとつ取っても、
クラスの20-30人、ひとりひとりの字に赤ペンを入れる作業というのは生半可な仕事じゃない。
「とめ」「はね」「はらい」まで見て添削を入れる先生の努力たるや・・・
最近、よく耳にするのが
そこまで見るなんて細かすぎ
パソ打ちが当たり前なんだしそこまで必要ない
という声だ。
まぁ確かに、大人になればなるほど手書きする機会は減っていくから、
次代を生きる子どもたちには無駄な教育だ
というのも分からないではない。
分からないではない、が。
お手本の通りにする
言われた注意点を守る
添削を直し、次から気を付ける
というのは勉強の、社会で生きる上での基本だ。
僕の狭い経験の中ではあるけど、
とめ・はね・はらいが雑な子は、
「この通りにやったら解けるよ」
というお手本の通りにマネして解くことができなかったりする。
おそらく細かく赤ペンを入れてくれる先生は、字のキレイさよりも、そういう部分を鍛えてくれてるんじゃないかと思うんだよね。
(そもそも、お手本をよく見て先生の注意点をしっかり守れば自然とキレイになるはず)
それなのに、
やれ細かすぎるだの、やれ必要ないだのと言われちゃう先生方が不憫でならない。