ココにやるべきことが書いてて
それを皆で読み合わせして
「コレやらんなん!」って意識付けして
だけど実行力にはそれぞれ差があって
だから持って帰ってくる結果には差がありますよって状態なら
強制的にでもやらせりゃいいじゃんそれが塾でしょ
って思う人もいると思うのね。
でも僕は、それはしないの。
何でかって言うと「アホになる」から。
勉強ってね、勉強に限らずだけどね、
自分から「ヨシ、コレをしよう!」って思うのが一番じゃないですか。
やらされてる時って、失敗しても人のせいなんだよね。
「アノ人がやれって言ったから、オレ悪くない」みたいな。
で、「アノ人がやること考えてくれるから」ってんで、自分で考えるのやめちゃうの。
失敗したのはアノ人のせい
だから今度はアノ人がミスらんかったらOK
ってそれ、勉強じゃなくない?って。
それ、アホんなってない?って。
面白いことなんだけど、
うめざわ塾って拘束時間は長いの。
でも、行動を強制されることは少ないの。
(最低限のルールは守ってもらうけど)
その代わり、
「こうしたらエエんやで」
「こういうコト考えて動くんやで」
みたいなヒントはこれでもか!ってくらいに散りばめておくんだけど。
するとね、「コレしよう!」とか「あ、ココやってみよう!」とかって、
今までは絶対にやらなかったであろう行動に自分から動き出すようになるんだ。
そこで得た成功も失敗も全部自分のもの。
だから「次はこうやらんなんなぁ」って、また自分で考えて動けるようになるの。
これ、僕がイチからジュウまで全部強制してたら絶対に起きないことなんだ。
塾をしばらくやってると、そういう風に動ける子って高校受験〜高校生〜大学受験って勝てる子で、
「やらされ〜」でやってる子ってせいぜい高校受験がピークで後は落ちてゆくのみって感じ。
僕はうめざわ塾って「塾」の長で、
だから当然、塾生たちの持って帰ってくる結果にはこだわるんだけど、
自分で自分の行動も決められないアホは作りたくないなって。
彼ら彼女らの伸びしろを増やしていきたいなって。
伸びしろ、可能性、成長の上限値、余白の部分を増やしてあげて、
そうしたからこそキチンと結果をもぎ取って来れる、
そういう塾にしたいんだ。
という、なんだか予想もしないくらい長い話になりましたが以上が
「コレやればいい」って分かってるけど強制的にはやらせない
ことの理由になります。