塾講師としていろんな学力の子を見てきて「ビビン!」と感じるモノがある子の特徴というか共通点というか。
諸説ありではあるけども、真っ先に思い当たるのは
記憶力がいい
かなと。
計算が正確
とか
漢字が書ける
とか
字が読みやすい
とか、そういう部分も大事だけど、とにかく伸びしろがハンパないって思う子は「記憶力が抜群」であることが多いです。
というか記憶力が抜群。
単語・用語暗記もさることながら、
「前にチラッと言ったことやねんけど覚えてるー?」
マァ覚えてねぇやろうなと思いながら問いかけたことに
「あー!そういえば◯◯やっけ?」
と返せる子。
表には出さずとも「そういや言ってたな」と思える子。
こういう子は伸びます。
偏差値55(桜丘レベル)でもそういう記憶力に乏しい子は少なくなく、
記憶力、単純な暗記力ではなく「こないだやったやつ」を美しいまでにキレイサッパリが原因で偏差値55を抜けない。
そういう記憶力を鍛えるには、もうやっぱり「思い出す機会」を多く与えるしかないと思うんですよね。
日常会話でも「こないだも言ったけどなんだっけ」を問題形式で出してあげる、とか
もちろんパズルなんかは超イイです。
塾でも(マァ覚えてねぇやろうな)と思いながらも思い出させる、断片でもいいから記憶の中を探らせる、そんな授業を心がけてます。
と、してる中でバシッと答えられる子に出会うと
むむ、おぬし、デキるな?
と思うわけであります。