大人になって地震を、テレビの向こうの話ではなく【リアルでナウな出来事】として経験した。
たぶん石川に住む人、もしくは福井・富山・新潟でも多くがそうだと思う。
地震発生時、家族揃って北陸道のど真ん中で左には海しか見えないという状況で、
できるだけ冷静にと思ったけど実際はかなりパニクってたよ。
「海から離れて!」とテレビで言われて白山方面への道が激混みな事くらい分かりそうだけど、自分もその中のひとりだったわけだし。
街なかのジィジ宅へ避難するからってコンビニに立ち寄ってやや爆買いが過ぎたわけだし。
そもそも、街なかのジィジ宅へ避難するのか、現在地の近くの避難所へ駆け込むのか、家の近くにするのか、家に居るのか、という判断にもかなり時間を使ってしまったし。
今回で学んだことは、とにかく
【準備不足】
だったと自認できたことだ。
今回みたいなガチでヤバい津波警報が出たらどこに避難するか
家に居る時ならどうで、仕事中の場合は塾生含めどうで、
というのをキチンと決めて心の準備をした。
しばらくは余震も続き、大きな2発目が無いとも言えない中(いや今回は無くても今後の人生において2発目はある、きっと)、
【その時】の行動のイメトレは今後も定期的にしておくべきだ。
我が子らにも(下の子はグッスリネンネだったからまぁいいや笑)、
津波って言ってたでしょ?
実はキミが生まれる前に東北で酷い地震があってね
こんなんなって、こんなんなって、っていうことがあったの
で、それが昨日、石川で起こるかもってところだったの
そんな時、パパとママで「こうしよう!」って決めたんだけどね、
その時にパパがお仕事でいないかも知れないの
だからその時はちゃんとキミがお姉ちゃんやってママの言う事すぐ聞いてワガママ言わずに助けてあげてね
っていう話をした。
こういう話は折を見てまたやっていかなきゃだし、
行動予定の共有と準備、そして覚悟。
今が【一旦、落ち着いている時期】だからこそ、しっかりやっていかなきゃ、ね。