中３社会は鬼門、近代史。

国も年代もグッチャグチャでバンバンできごとが出てくる、言葉を覚えるのだけでも精一杯、そんな鬼門中の鬼門。

これまた歴史を攻略する上でよく言われる「歴史の流れをつかめ」「できごとの背景を理解しろ」というのがめちゃくちゃしにくいんだよね。

何故か、僕の中でひとつの答えが出てて

人のリアルが過ぎる

からじゃないかなって。

歴史全般として基本的にそうなんだけど、

どこか「自分たちとは違う遠い存在が何かしてる」っていう感覚があるのね。

でもそうじゃなくて、実は

良くも悪くもめちゃくちゃ人間臭い

っていうところを知れば、

あぁ、そりゃそうなるか

と、腑に落ちやすくなると思ってて。

実際、そういう「ヒト」の部分をたくさん話すと塾生たちの目が活き活きするのが分かるのね。

話として面白いとかは関係なく、今自分が学んでいるのは、自分と同じ「ヒト」がやってきたことそのものだ、という感覚を持たせてやること。

そこを意識すると、複雑な近代史が、複雑だからこそ近代史がよく分かる、そうなるんだと思う。