仮眠、またの名を「パワーナップ」
こっちのがカッコイイからパワーナップを使っていこう笑
パワーナップは仕事上手・勉強上手への近道である。
が
これをマスターするにはそれなりの「修行」も必要で(ただの昼寝とか言わない笑)
パワーナップの目的は「寝ること」ではなく「パフォーマンスを上げること」である。
寝た後、つまり寝て起きた後に主眼を持っていく。
だから短時間で済まして、かつ、寝起きスッキリ、これが理想である。
経験ないだろうか。
ハイパー寝起きが悪い時の。
あの、頭を鈍器で殴られたような、ボーーーーーっとする、ぐわんぐわんする、立ち上がろうにも体が言う事を聞かない、あの苦痛。
人の睡眠サイクルは約1.5時間で浅い睡眠と深い睡眠を繰り返すという。
そして眠りに落ちた当初30分までは比較的浅く、それを過ぎるとドっと深くなるという。
浅い眠りからはスっと覚醒できるが、深い眠りからは起きても頭は眠っている。
あの不快な寝起きは深い眠りからたたき起こされたからであろう。
つまり、パワーナップは「30分以内」が原則であり、それを過ぎれば次は1時間半後まで待たなくてはならないという。
ただ、30分は浅い/深いの境界線だから、できればもう少し手前、20分あたりを目安にするのがよさそう(個人的意見)
さて、これがまぁまぁ難しい。
僕も学生時代・特に受験期に母に「19時に起こして!」と18時から仮眠を摂り、気付けば22時まで寝てたとか(「めっちゃ起こした」という母に逆ギレ笑)
逆に19時に起こしてくれたのにやっぱり逆ギレとか、心地よい眠りを妨げられるのにすこぶる腹を立てた経験がある(「妨げろ」と頼んだのはこっち笑)。
ある時、この睡眠サイクルを知ってから試行錯誤するようになった。
が、これがなかなか上手くいかない。
「寝たい」「もっと」が先にあるから、20分なんかで起きる気になれないのね笑
寝すぎて後悔して気を入れ直して、また寝すぎて・・・
を繰り返し、寝る時間・姿勢を工夫してようやくパワーナップを習得した。
今では40分でも1時間でも、浅い深い関係なくスっと起きられるようになった(年齢のせいという説あり笑)
5分だけ目をつむって回復する、なんかもよく使う。
(でもやっぱり「20分」がスタンダード)
学校ってね、意外と疲れるんだよね。
朝早くから学校行って勉強してご飯食べて勉強して、非受験生は部活もして。
疲れないわけないのね。
それでも夜にもうひと頑張りして塾へ。
ならば、短い時間でも(短い時間こそ)、パワーナップで効率アップを目指しましょう(^^)
ただホントに、ただ寝ればいいってモンじゃなくてそれなりに目的意識を強く持って練習しないとなかなかうまくいかない、というものなんでね、
そのつもりでやってみてはどうでしょうか。
というパワーナップ講座を、送迎の車中でパワーナップ練習中の中3生にしてきた。
参考にされたし。