10-10には大目的がある。
机にかじりついて勉強する「体力」
を早い段階で付けさせること。
もちろん、
テスト直前に分からないところをつぶす、とか
少しでも多く覚える、とか
そういうこともやっていく機会なんだけど、
それら(分からないところをつぶす・たくさん覚える)を通して
机にかじりついて勉強できるだけの体力を付けさせる
ための時間と位置付けている。
人生にはさ、何度かあるよね。
とにかくなりふり構わず勉強しないとどうにもならない時
がさ。
勉強しないとどうにもならないのに、体がどうにも動かない、なんてことになったら、
それこそ、もうどうにもならないよね笑
よく、「塾にいるんだから質問しないともったいない!」って思う人がいて、
その気持ちはめちゃくちゃ分かるんだけど、
それは「食べ放題なんだから元を取らないともったいない!」という発想と似ているわけで、
つまり、せっかくの外食を「楽しい食事の時間を過ごす」のではなく「限界まで食べまくる」と、
手段が目的にすり替えられてる気がするのね。
勉強して、知識を増やして、理解を深めて、そのためには必ずしも「質問」も「授業」も必要ではない。
むしろ、質問も授業も無しに勉強した方が手っ取り早い場合だってたくさんある。
当然、うめざわ塾は「塾」だから、授業をしたり質問を受け付けたりしてるけど、
それは手段の1つであって「目的」ではない。
知識を増やすため、理解を深めるために、「テスト前」というタイミングを利用してガッツリ取り組んでもらって、
そして10-10という企画で、来る「どうにもこうにも勉強しまくらないと始まらない時」に備えて、
勉強に耐えられる体力を身につけてもらおうというわけ。
それが「爆上げ」であり「10-10」である。