スイミングの選手育成コースに通わせて9か月。
そこで思うんですが、
様になるのに1年くらいは余裕でかかるっす。
センスがあるないに関わらず(我が家は無さげ笑)、すなわち半年でぐわわわ!っと速くなった子でさえもコーチ(プロ)からすると「技術が追いついてない」と見なされているようで。(フィジカルで伸びてる的な)(テクニカルな部分が追いつけばもっと速くなるよ、の意)
あんまり速くなってない子(例:我が家)は言わずもがなですがな。
それでもやっぱり、当初の動画を見てるとみんな(速い子も遅い子も)この9か月でずいぶんキレイになった、様になってきたな、と感じるところはありまして。
ホントに夏場は「センスねぇなぁウチ(泣)」って夫婦揃って嘆き節だったんですが、努力の甲斐あって素直に努力は認めてあげられるようになってきました。
習い事系の講師をされてる方はうなずき過ぎてヘッドバンキングしてると思うんですが
「成長」って最低でも1年は我慢しないと感じられない
です。
タイム的な、記録的な、点数的な「結果」としては早く出る子/なかなか出ない子という差はあります。
それは持って生まれたものだったり、後天的にでもすでに身についていたのかそうでもないのかだったり、神様がいたずらしたりしなかったりだったり、何かしらの要因で数字として現れたり現れなかったりはあります。
「こりゃイケるやろ」という予兆(ある意味で予言的な)が所作、すなわち行動レベルにまで現れてくると、それはもはや神様がいたずらしようとしなかろうと結果/成果は確実に得られます。(これが世間一般で言われるところの「勉強の仕方が分かった」だろうと思っています)
そういう次元にたどり着くのが、うめざわ的「学力アップ」であり「成績アップ」だと理解しています(たまたまでも予想問題大的中でもなんでもいいから結果さえ出ればOK牧場的な立ち位置にうめざわは居ません)。
そういう状態に持っていくには、最低でも1年はかかります。
むしろ1年でたどり着けたのならめちゃくちゃ早いくらいです。
うめざわが泳ぎ方を教わったところで半年で50mを30秒(フツーに「え?マグロ?」って思うレベル)で泳げるようにはならないのを想像して頂ければ分かりやすいかと思います(逆に想像しにくい説)。
もちろん、うめざわ塾でも1年以内に爆上げする子はたくさん居ますが、僕の目から見るとまだまだ不安定だったりします。(内心めちゃくちゃ喜んでますが、それとこれとは別)
安心して見てられるな
もう大きく外すことはないだろうな
と感じられるようになるのは多くの場合、高校受験を経て高校部で1年以上やってる子です(中学部以下はスイミングで言うところの「育成」コースです)。
その辺りになってようやく所作にも現れるレベルで出てくるということなので、一般の親御さん目線でその手の不安が消え始めるのは早くてもそれくらいの時期になります。
ですので今、感じられている「不安だ」という気持ちは無くならなくて当然、あって然るべきとすら言えます。
日もまたいだことですしそろそろまとめます。
「ウチの子、大丈夫なんかいや」と感じられている小中学生の全親御様へ。
その気持ちは当分は消えないので耐えてください。
現場からは以上です。