高学年になってさ、分数の計算をバンバンやるようになるとさ、クラスの―30人クラスだとするとさ― ①分数が嫌いな25人 ②別に苦じゃない残りの5人 に分かれるの。
①の方はさ、こう思ってるんだ。
「分数なんかより小数の方が計算しやすい」って。
でもさ、この問題―白いテープは6/5mで、黄色いテープは白いテープより1/3だけ短い。黄色いテープは何mか―ってさ、
ゼッタイ分数の方が楽じゃない?笑
分数だったら「6/5 × 2/3」で終わるやん?
でも小数だったら「1.2×0.667」・・・
ねぇ?笑
こんなん
ねぇ?笑
こんな計算、したくないやん?笑
分数だったらシュッシュッで4/5m、はい終了~なんだからさ笑
どう考えたって分数の方が楽じゃんね笑
だけど分数の計算が嫌いな25人はさ、言うの。
「小数の方がいい」って。
なんでそう言うのかってさ、「分数はこの世には存在しない意味不明な何か」だと思ってるからなんだ。
6/5m=1.2mだと思ってなくて、「6/5なんか本当は存在しないけど計算しないといけないヤツ」って。
この25人ってね、中学校に入ったらめちゃくちゃ苦労するんだ。
「中学校に入ったら」って、今は秋が終わりそうじゃん?
もうすぐ冬になって、その後に春が来て。
その春になったら、みんな中学生じゃん?
春になって中学生になって、夏が来る前に数学で撃沈してる。
これはマジな話。
でも、分数の楽さを知ってる残りの5人はね、目の前でバッタバッタと倒れていく子たちを横目で見て、
スーって何事もないように歩いていくの。
全然「苦労して」って感じじゃなく、普通にしてるだけ。
めちゃくちゃ「苦労して」数学を何とかする子たちもいるよ?
それは、分数が嫌いな25人の子たちから出てくる。
だけど、残りの5人はそんなトコで苦労しなくてもいいの。
もう君たち、6/5m=1.2m=120cm=1200mmってすぐにできちゃうじゃん?
小数なんかより分数の方が圧倒的に楽って知ってるじゃん?
ちゃんと「5人」に入ってるよ(^^♪