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抽象的な数学の世界へ踏み出す準備を整える

抽象的な数学の世界へ踏み出す準備を整える

小6の割合はいよいよ難解になってきたねぇ。

 

問 2Lのジュースをイツキくんがコウタくんの1/4になるように分ける。イツキくんのジュースは何Lか。

解説 ジュース2Lを1として考えるとイツキくんの・・・

 

 

 

待て待て待て

「ジュースを1とする」って何が?

ジュースは2Lやないか

 

 

 

 

そんな案件を進めておりまする。

割合は、何を1と考えるかで変わる。

この「何を1と考えるか」の「1って何が?」を、超詳しく、じっくりと、何度も繰り返して、授業を進めておりまする。

 

今日も使ったね。

 

ビン

 

最初に何のビンに入れるか

これが「何を1と考えるか」だよ。

 

 

最初にイツキのビンに入れるのかコウタのビンに入れるのか、2Lのビンに入れるのか。

具体的にぐわーっと分かって、しゅーっと抽象化して転用し、またそれを具体化してぐわーーーっと分かり、しゅるしゅるーっと抽象化して転用し・・・

 

分数と割合

コイツは数学への登竜門だと個人的に感じてる。

具体的な算数の世界から、思いっ切り抽象的な数学の世界へ踏み出す準備を、分数と割合で、具体と抽象を反復横跳びすることで整えています。