僕と君とでさ、記憶力なんか大して変わんないのよ。

中１にはこんな話、したよね。

 

昨日の給食、覚えてる？

「カレー」

おお笑

すげぇやん笑

僕さ、覚えてないよ？

昨日の昼に何食べたかなんか笑

夜は毎日キムチ鍋だから覚えてるけど、昼はマジで覚えてない。

ワンチャン食べてないまである笑

君、僕より記憶力あんじゃん笑

 

でもさ、たぶん少なくとも今の段階では、勉強に関しては僕の方が覚えてる量って多いよね。

たぶんだけど笑

君より記憶力ないのに。

 

 

 

勉強ってさ、どうやったら上手くなると思う？

「繰り返しやる」

「覚える」

ウンウン、間違ってはない。

絶対に必要。

でも、それだけじゃムリ、上手くならない。

 

勉強できる人って「頭良い」って言われんじゃん？

頭良くなるためにはさ

頭使うしかなくね？

 

走るの速くなりたい

じゃあ走れよ笑

 

歌が上手くなりたい

じゃあ歌えよ笑

 

と一緒。

 

勉強が上手くなりたい

勉強が楽になりたい

じゃあ、頭使えよ笑

ってこと。

 

 

 

頭を使って、覚える量を減らすの。

全部が全部覚えらんないんだから。

頭を使って、覚えなくていい場所を作るの。

もし君が100個覚えて100個書けるようになるなら、

僕は1個だけ覚えて100個書けるのを目指す。

そうやって記憶力弱者の僕は、結果的にたくさんのことを覚えてるよっていう「状態」を作ったの。

昨日のお昼ご飯すら覚えらんない僕がよ？笑

最終的には「たくさん覚えた」っていう状態を作り出したの。

覚えるの嫌いだから。

頭を使って、覚える量を減らして。

頑張って減らしたから、残った分は頑張って覚えた。