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質問対応は「受信側の思考状態のチェック」が命

質問対応は「受信側の思考状態のチェック」が命

塾生から「これ分かりません(=教えてください)」と質問された時は、その子の表情・態度を注視する。

「分かりたい」と思っているのかどうか

をである。

 

「質問してるんだから分かりたいに決まってるっしょ」と思うのはやや早計だ。

 

質問した後、思考を放棄する、つまり「代わりに考えてー」な態度を取ることがままあるのだ。

説明を始めたらすぐに分かる。

心ここに在らず

早く答え教えて

そんな本音が顔に出ている場合、思考するよう必死で誘導する。

対話ベースで逆質問をしまくる笑

ここで注意しておきたいのは、質問されたことに喜びを感じて生徒の思考を置いてけぼりでペラペラ喋ってしまうタイプの先生はかなりの数が存在する、という点。(学校・塾・その他を問わず、60%くらいはそうな気がする)

勉強は「考えること」で上手くなり「考えること」意外で上手くなり得ないから、

こういう人の、こういう姿勢が上達=成績アップに直結する。(にしてもええカラダやな)

早く課題を終わらせたいのか、早く成果物を作りたいのかは知らないが、その思いとは裏腹に思いっ切り時間をかけて「考える人」になってもらう。

比喩ではなく本当に

こういう姿勢が長い子ほど成績上位者or爆上げ達成者である。(勉強に必ずしもペンは必要でない説)

 

一方、解説と同時に一緒に思考を始めている場合、例の60%の先生よろしく喋りまくる。

思考が追いついているか適宜確認しながら、付いてこれていると判断できる限り(割と指導側は「付いてこれていると判断できる」力が重要←個人的意見)。

 

いずれにしても、

質問対応は受信側の思考状態をどこまでチェックできるか

が生命線

だと思う今日このごろ。

 

 

明日は5歳のムスコの発表会で土曜日なのに朝から保育園に送るというミッションインポッシブルなのでさっさと飲みかけのストロングゼロをぶち込んで寝ます。

ごきげんよう。