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【カリフォルニア大学教授の講義より】 「分かる」の認識違い

【カリフォルニア大学教授の講義より】 「分かる」の認識違い

すごい時代だよね、カリフォルニア大学教授の講義をタダで観れるんだもん。

この方のお話を聞いて

 

( ゚д゚)ハッ!

 

としたのが「分かるってお前の問題だろ?」という部分。

ここだけ切り取るとすげぇ上から目線の嫌味に見えるんだけど、実際はそうじゃない。

詳しくはもう、見て、って言うしかないんだけど笑

 

 

 

つまり、

物理学者の言う「分かる」は

方程式が解ける=未来が予測できる(過去を推測できる)

であり、実際に「腑に落ちた」かどうかは関係ない、と。

例を出して言い換えて腑に落ちたとしても、実際に「分かること」は全く増えない。

腑に落ちる前でも腑に落ちた後でも、

方程式が解ける

という事実に変わりはないから。

 

 

「分からない」と言う多くの人は「腑に落ちない」という意味でそう言うけど、

腑に落ちるかどうかはそこまで重要じゃなく、

なんなら物理学者だって腑に落ちてない、

と。

 

 

 

 

 

 

塾講師として長く現場に立っていると、

妙なところに引っかかりを感じる子

分からないけど、割り切る子

の2種類がいるように思う。

 

少なくとも「定期テスト」や「受験」の短期決戦で伸びるのは後者だ。

いや、おそらく前者にも2種類いて、

引っかかりを感じて全く進めなくなる子

引っかかりを感じながらも一旦、置いといて進む子

のうち後者は、少なくとも短期的には伸びる。

※逆に、全く引っかかりを覚えない子は伸びない

 

 

 

 

僕ら塾講師はこの「引っかかり」をできる限り感じさせないように教えるんだけど、

誰しも必ず「???」なポイントにぶち当たる。

 

ホラ、あの、

なんやこの式ーーー!

な感覚ね笑

 

その「???」に関して、

知識の運用においてなのか

事実に対してなのか

それでアプローチが変えないとな、と。

 

 

知識の運用においてであれば論理的に進めればゴールへ行けるし、そうやって進めるべきだ。

でも、そこで得られた事実が、自分の感覚と違うために「???」なんであれば、

それは受け入れてもらうしかない。

一旦、受け入れてもらって、勉強してズレを矯正してもらうのがベストか。

 

 

伸びない子の特徴は、

・全く疑問を持たない子

・感覚とのズレを受け入れられない子

のどちらかである。

 

そういう子に対しては

君の思ってる「分かる」と僕の言う「分かる」は違うんだよ

ということを教えてあげないとな、と思った。