数学は文字式の計算へ。
中1、と言いながら今日は復習参加している中2生の話。
この子はね、小学部から通って2年が過ぎた、そこそこな長老(笑)なんだ。
(ちなみにうめざわ塾の現役最長老は5年超)
入塾当初から計算がニガテでね。
小6、中1と苦しみながらも頑張り続けてくれたんだ。
そして2年が過ぎ、3年目に入ろうかという今。
「ノビ」の兆候が現れたっ♪
僕が授業中に繰り出す質問にカンタンに答えてみせるのよ。
自信なさげだけど、ちゃんと合ってる。
ちょっと前まではトンチンカンな答えを返して逆に盛り上げてくれてたんだけど、
今は違う。
「ちゃんとした答えが欲しい」ときに当てる
時の対象となりつつある。
何が言いたいかってね、もちろんこの子自身の頑張りもホメたい、成長を自慢したい、というのも然ることながら。
「変化」には、長い時間が必要である
ということを再認識したんだ。
常々、言うように
1ヶ月、3ヶ月、半年、1年
「変化」を期待するには短過ぎるのよ。
「変わる」とは、今までの思考・習慣・行動のクセを、全く新しく塗り替えることに他ならない。
今まで何年生きてきた?
10年以上生きてきて、そのうちの10パーにも満たない期間で、その「変化」を期待するには余りにも短過ぎはしないか?
と。
この子は今、確かに変わりつつある。
うめざわ塾に通って、それも(なんだかんだ言いながら)ほぼ毎日通って、2年。
「変化」の兆候を、僕は確かに見ている。
分かりやすい果実として手に入れるには、もう少しかかるだろう。
なにせ中2生、中学生の中でも特に、日に日に勉強が難しくなるタイミングである。
どうか、「点数」という表面しか見ない愚だけはしないように。
僕は今、この子が大きく実った果実を手にした瞬間を、この上なくリアルに描けている。