一旦、公立高校に出願して、
・私立の結果
・模試の結果
・倍率
に
・自分のマインド
を大いに加味して「変更する?それともしない?」を決めていく時期です。
ここで大事になるのは
正しくビビりましょう
ということです。
説明します。
私立や模試が思いの外、芳しくない、と「思ってしまっているパターン」が一番よくないと僕は思ってます。
つまり、それらの結果に対して正しく評価する基準や知識がなく
「悪い・・・(泣)」
と思い込んでしまうと、精神がやられ、本来は必要がなかったはずの志望校変更をしてしまうこと。
これは本当にもったいないです。
たとえば8回目の北國模試では例年、平均点が上がります。
その結果、得点が変わらなかったとしても偏差値は下がり、だから当然、判定は下がります。
「平均が上がったってことは周りの子たちが上がって自分は変わってないから実質下がったのと一緒じゃん!」
という声もありますが、そうではありません。
8回目に平均点が上がる理由は
・推薦、私立専願組が受けない
↓
・中下位層の一部がデータから外れる
↓
・平均点が上がる
などが考えられます。
つまり、第1志望校順位が変わっていなくても(自分も周りも実力が変わっていなくても)、平均が上がり偏差値が下がり、判定が悪くなる現象は起きます。
よって、8回目の模試の数字だけで一方的に思考をマイナスに持っていく必要はありません。
もちろん(これは塾生にはいつも言ってることですが)、倍率が1倍を超える高校(金沢周辺では泉・二水・桜・錦・西など)では
落ちる可能性がゼロではない
従って「絶対に受かる、とは言えない」です。
いわゆる進学校を受ける受験生たちは全員、
「落ちる可能性」
を胸に抱えて出願→受験することになります。
が、
「30くらいはビビるべき所を80くらいビビっちゃう」
というのは避けましょう。
(もちろんその逆も然り)
日頃からすごく点数を気にされてる親御さんほど陥りがちな罠です。
必要以上に危機を感じ、必要以上に悲観的になり、必要以上にお子さんの精神を追い込み、、、
最悪の場合、
せっかく志望校を落としたのに落ちた
にもなりかねません。
入試は【正しくビビる】ようにしましょう。