中３生はいよいよ公立高校を絞り込む段階となり、

模試と統一・総合テストを見て、できるだけ正直な状況を伝え、実際どうするか？を決断する上での一意見を提供するようにしている。

塾生それぞれに第一志望校があって、たとえそれが高い目標であってもチャレンジするように引っ張るのが今までの塾講師としての仕事だったけど、

「チャレンジすることに意義がある」と最後まで振り切っちゃうのは問題があるとも思う。

一口に第一志望と言っても

「最悪、私立でも構わない」

のか

「最大限、私立は避けたい」

のかで今後の方針が全く変わってくるからだ。

特に石川みたいな地方都市だと、私立と言っても選択肢があって無いようなもので、

特に「部活」もそれなり以上に志望動機に入ってる場合は、

私立(≒強豪)でやっていく覚悟があるのか

勉強(≒大学進学)を疎かにはしたくないのか

こういう部分も含めてリアルガチに決断していかなきゃならない。

ここで安易にチャレンジを煽って、３年後に思ってたのと全然違う状況に陥れるのは、僕はやりたくないしやるべきじゃないと思っている。

だから受験生に

ぶっちゃけ、今の状況はこんな感じです

ぶっちゃけ、私立って有りなん？

ぶっちゃけ、大学とかって興味あるん？

それならぶっちゃけ、こういう考え方もあるよ

という風に、できる限りお互いにぶっちゃけて話して、勢いでも投げやりでも、安易なチャレンジ礼賛でもなく、冷静に自分で最終判断ができるようにサポートする。

これが今の時期の塾講師としての仕事だと、僕は思ってる。