難しい
かなりひねってきた印象。
もはや単純な知識・暗記科目ではなくなった。
資料から読み取れることと知識を組み合せて答えを導かせる、作問者側は楽しいだろうなぁっていう問題に仕上がってた。
覚えたら何となる、そんな類の指導は全く通用しないね。
とはいえ、憶えなかったら何にもならないのは間違いないんだけど。
懸念と言うか苦言と言うか、
いわゆる「文系」と称される子には
考えるのがキライ
という子が少なからずいて、
もう少し正確に言うと
論理を組み立てて考え進めることに弱い
という子たちが一定数いて、そういう子たちにとっての得点源をガバッと奪われている、近年はそんな状況が続いてて、なんならそんな傾向が強まっていて。
思考から逃げて暗記に頼る
そんな子たちをふるい落とすかのような試験。
パズル的な、推理ゲーム的な、そういう遊びをしてこなかった子たちは、
学校では暗記だけで何とか切り抜けて来れたとしてもそうは問屋が卸さぬとばかりにアテを外される。
社会にこれだけ細かい知識と活用を求められるとなると、理科の記事でも書いたように
英数の早期完成
がめちゃくちゃ効いてくる。
割といつも書いてることだけど、
入試は短期決戦
理社は暗記でパパッと仕上げりゃおけ
という親世代の感覚は早々に捨てるべきだよ。
この変化を知らない家庭・感覚を変えられない家庭からドンドンふるい落とされていくから。