受験は子どもの成長過程に不可欠だと僕は思う。
自分の道を自分で決定づける、大人に必要な能力を育てる格好の機会だと思う。
だが反面、受験のせいで子供が壊れる場合もある。
依存
これを断ち切らねばならぬ。
子の、塾依存
塾で先生が教えてくれるからできる、教えてくれないとできない
子の、親依存
進路や計画、進める問題集すら親が決めてくれる、決めてくれないと途端に何をしたらいいのか分からなくなる
親の、塾依存
塾に通わせてるから万事安心、トントン拍子に成績を上げてくれる
親の、子依存
この子は私を必要としている、私がやってあげないと何もできなくなる、この子に干渉することこそが私
塾の、子(生徒)依存
生徒に教えてあげることこそ塾の存在価値、塾が塾たらしめるためにも生徒には何もかも教えてあげねばならない
塾の、親(保護者)依存
保護者の思いが全て、たとえ教育的観点から必要と思われる指導ですら保護者の機嫌を損ねるのであればやらない
ひとつひとつは、最初は小さな小さな依存の種であるが、
依存というモノは雑草顔負けの成長力・繁殖力を持っている。
だから断ち切る。
うめざわ塾で、ブログ含め日々僕がギャーギャー騒いでるのは、
依存を切り捨て受験を大人への成長のキッカケとするべく、
間違っても受験で次代を生きる子供たちを壊さないため、
である。