応用ができない
というのはよくあるお悩み。
そして応用ができない原因を「応用問題に慣れていないから」としてしまうのもよくある話。
んが。
応用ができない原因は「応用」にあるのではなく
基
礎
にある。
たとえばコチラをご覧ください。
よくあるイオンの問題ですねぇ。
これは昔の模試の問題なんだけど、ということはまぁまぁ難しいのね。
つまり「応用」にあたる問題(の一部)。
この問題が解ける子は【実験1】を読んで
「Aは陽極に塩素、陰極に水素が出てくるなぁ」
「Bは水の電気分解だから陽極に酸素、陰極に水素だね」
「Cは陽極に塩素、陽極に銅が付着するなぁ」
「Dは非電解質だから電気が流れなかった。逆にA〜Cは電解質でイオンになったから電気が流れるんだよね」
てな具合に、読みながら基本事項が頭に出てくる。
そしてそれがそのまま設問に出されるから即答できる。
もう少し難度の高い問題でも「こうだからこうだよね」っていう【基礎】が頭から出てくるから解けちゃう。
応用問題が解けない。
確かに「応用慣れしてるかどうか」はあるよ。
でも「応用問題が解けない」と相談に来る9割が上に書いたような【基礎】が身に付いてないが為に身動きがとれなくなっちゃうの。
ここで言う【基礎】とは、基本事項の暗記も含むけど、教科書レベルの「こうだからこうなりました」をしっかり押さえること。
応用問題ができないとお悩みの方、その原因を【基礎】の中に探ってみては?