 習い事の準備-ママがいるとポンコツ-パパしかいないとカンペキ-1024x683.png)
我が家で観測された小さな社会現象。
だけど大きな気付き。
【人は、やってくれる人がいる限り、自分からはやらない】
ママがいると「水筒入れた?」「着替えは?」「タオル!」で常に後手後手。
パパだけの日は自分で完璧に支度して、ついでに弟の分まで整えてる。
え?
いつものポワポワは演技ですか?笑
勉強でも、同じだな~って。
個別指導塾では、よく見かける光景
生徒「え~わかんな~い」
先生「だからコレはこうやって、こうやって・・・な?できたやろ?」
生徒「おぉ~できた~♪」
「隣でやってくれる人」がいる限り、自分からはやらない。
「だって、やってくれるんでしょ?」の空気感。
テストじゃ、隣にいるのはライバルなのにね。
塾生の成長のためには、愛のある放置が不可欠だ。
「真に自分を救ってやれるのは、自分しかいない」
そういう感覚に触れて初めて、前のめりになる。
ただし。
これは決して、完全放置ではない。
やって見せ・言って聞かせて
このプロセスは通らないといけない。
大事なのは、やって見せ・言って聞かせた後で「させてみせる」
ここで(一見、冷たく)放置する。
最初は、誰かに頼らないとできない。
だけど本当に育つのは、誰も手を貸してくれない時だ。
「やってくれる人」が近くにいるせいで、せっかくの成長にブレーキをかけることになる。
ただ、ここはうめざわ塾である。
放置していると見せかけて、実は誰よりも「見」てる。
手を貸してやりたい気持ちをグっと抑えて。