
「なんで分かんないの!」
「なんでできないの!」
つい言いたくなるけど、教える立場の人間が一番言っちゃいけないセリフ。
そう言われた方は「知るかよ」「できないモンはできねぇんだよ」って、
溝はできても穴は埋まらない。
教えるって「分かる」を押しつけることじゃなくて、
「分からない」に寄り添うことなんじゃないかな。
知識を持っている=教えられる、ではない。
分からない人の気持ちが分かる人が、初めて教える立場に立てる。
「これが分からないなら、これも分からないかも?」
「この説明は伝わらなかったな、別の言い方はどうだろう」
そんなふうに仮説を立てて、検証して、また問い直す。
冷静に、あるいは冷静なフリをしながら、このサイクルを回し続ける。
それが教えるってこと。
それが「教える人」の最低条件。
家庭で“家塾”をやるなら、パパorママがこのサイクルを回せるかがカギ。
感情的に「なんでこんなのもできないの!?」となってしまう人は・・・
無理せずプロに頼りましょう。
その方が、成績的にも家庭のためにも断然いい。
うめざわ塾の仕事は、半分カウンセラー、半分探偵。
残りの半分でやっと解説してます。
(あれ、足して150%・・・?)