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「も」が下手な子が多いナァ

「も」が下手な子が多いナァ

英語でぶつかる壁の中で一番難儀するのが

 

 

日本語

 

 

なんですね。

 

 

 

たとえば

 

 

I also thought they needed to do something.

 

わたしは、彼らは何かをする必要があると思った。

 

 

どこに「もまた」を入れたらいいか分からない問題です。

 

 

 

also が分からないのではなく、

「も」

が分かっていないんですね。

 

 

 

 

同じことは and にも言えます。

「と」「て」

が分かっていない。

 

 

 

 

こうなると、長文読解どころの話ではなくなるんです。

 

 

あ、意外とこういう子、多いですよ。

 

 

 

体感ですが、最近の子は6割以上は分かってないんじゃないかなって思います。

 

 

読解テクニックとして等位接続詞の直後と同じ役割を等位接続詞の前から探し出す、というのがありますが、

大学受験レベルの文章ならまだしも、高校受験程度でそのテクニックが必要かと言うと、・・・な感じです。

(というか、このテクニックを理解できる子はすでに、このテクニック無しで高校受験レベルくらいならこなせます)

 

 

 

 

日本語力というと他にも

れる・られる

せる・させる

の区別とかもあります。

 

 

 

 

 

 

国語の教科書、ちゃんと音読させてますか?

ちゃんとツッコミ入れてますか?

 

 

 

 

 

英語がニガテにならないために英語学習を、

ではなく、

英語がニガテにならないために、キチンと日本語学習を。

 

 

 

実際、「も」「て」「と」が上手に使えるようになってきた子は、英語も(なんなら他の科目も)安定してきます。

 

「も」「て」「と」が上手になってきたナァと思ったら点が上がってた、てな具合です。

 

 

 

現場を見続けてきた僕は

 

とにもかくにも日本語から

 

だと思います。