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「メリハリのある生活を送ってほしい」のならば 「メリハリのある生活を作る努力」は惜しむな。

「メリハリのある生活を送ってほしい」のならば 「メリハリのある生活を作る努力」は惜しむな。

「メリハリのある生活をしてほしいんですよ」
ママさんの切なる願いだと思う。
ふたりの子を持つうめざわとしても、めちゃくちゃ共感できる。
だけど、その生活は誰が作るの?
まさか、子ども任せ?

遊ぶときは全力で遊ぶ。
ゲームするならゲームする。
その代わり、勉強するときは集中してやる。
そんな生活、子どもが勝手に作れるわけがない。
「切り替えが大事よ」「メリハリつけて勉強しようね」なんて声をかけるだけじゃあ足りない。
全く切り替わらない。
微動だにしない。

たとえば「今から宿題しようね」となれば、
テレビを消し、スマホを預かり、机に向かわせ、テキストを開かせ、ヨーイドン。
「分かんない」とか言ってダラダラするよ?
「お腹減った」とか「のど乾いた」とか言ってウロウロするよ?
そんなの当たり前。
そんなんでイヤになってたら、この先やっていけないよ。
宿題ひとつ終わるまで向き合わせる。
何としてでも、目の前で終わらせてもらう。

そして終わったら「お疲れ!じゃ、自由時間ね」と。
口約束で終わらせず、声掛けでやらせた気にならず、行動に移させるまでがワンセット。

もちろん手間よ。
正直、めっちゃ面倒くさい。
だけど「メリハリのある生活」を送らせたいなら、ここまでするしかない。

「ウチの子にはメリハリがない」のではない。
「ウチはメリハリのある環境を作れていない」なんだよ。
それを作るのは、子どもではなく親。
あなたしかいないんだ。