「勉強ばっかりしたら潰れる!」
と言う大人が意外にも多くて驚く。
特に、男性に多い気がする。
何でそんなことを言っちゃうんだろう・・・?
と考えて3カ月ほど経ったが、こういうことなんじゃないかって思った。
「勉強ばっかりで潰れる」という人自身が、
かつて「勉強ばっかりで潰れた」もしくは「潰されかけた」経験があるから、なんじゃないだろうか。
そしてそういう人の話を聞いてると十中八九、
親に強烈に強制されて劣等感を植え付けられてきた
学校や塾で「できて当たり前」「できないのはダメ」という雰囲気だった
という。
つまり「勉強に潰された」のではなく
「親や周りの大人に潰された」のではないか。
だとしたら、何と悲しい。。
確かにうめざわ塾は、そこら辺の塾よりは圧倒的に勉強量が多い。
しかし今まで「勉強ばっかりで潰れた」という子は一人としていない。
それは、少なくとも僕は
「できなくたっていい」
「間違えたなら、そこから学べばいい」
「点数の高低ではなく、そこから何を得るかが大事」
という価値観を塾生に何度となく伝えてきているからじゃないか、と自己分析。
たとえ点数が高くても、そこに胡坐をかくようならダメ出しするし、
たとえ点数が低くても、「次こそは」と努力を続けるならば讃える。
だからみんな、何だかんだで一生懸命に前を向いて勉強し続けられるんじゃないかな。