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【ご両親の受験体験記 その⑱】

【ご両親の受験体験記 その⑱】

塾に籍を置いたから合格できる、大金を払った分だけ合格率が上がる、有名なCMの塾に入ったから大丈夫という幻想は早めに捨てたほうが良いです。

私の子供は中2の夏から入塾させました。家に居るとスマホ、インターネットを遮断して自力で勉強する事は不可能なので、塾で集中する場所を作りたいと考えていました。

1年経っても成績は伸びず、塾のブログを見れば優秀な成績の子の話ばかり。本人の発言もあり、自分の子供は塾には居なかった存在になっているのではないかととても心配になる事もありました。正直なところ3年生の夏が終わってもずっと心配し続けていました。

相変わらず学校の成績は伸び悩みましたが模試にじわりじわりと変化が表れるようになりました。

夏休みが終わった頃から意識も変わり、自発的に勉強に取り組むようになりました。1年以上費やしてやっとこです。

秋には親としてできる事は全てやっているのだから結果がどうであれ本人次第という気持ちでした。受験をするのはあくまでも子供なので、子離れが必要です。

振り返れば何を見ても言われても耐える忍耐力との闘いの日々でした。

 

そしてこの春、志望校に合格しました。

全てが今日のためにあります。先生、一緒に学んでくれた塾生の皆さん、本当にありがとうございました。