午後授業は英理数。
今日は特に理科。
前回までで触れたイオンの基本的な考え方と振る舞いを踏まえ、問題解説へ。
っとここで
理科が安定する子
というのはどういう風に勉強し、どういう風に解いていくのか、という話。
理科が安定して取れる子というのは
リード文を読んだ時点で設問の6割は解けている
のである。
つまり
右の図のように、〜〜〜実験〜〜〜をした。後の問いに答えよ。
という、各大問の先頭にある数行を読んだ時点で、設問の半分以上が「すでに解き終わっている」のである。
この実験は、何を、どういう風にして、何がどうなって、結果、何が分かるのか、という部分を知っているから、読んだ時点で
「あぁ、コレはこうなって、アレはあぁなってるよな」
と頭に浮かんでいるのである。
場合により、図に書き込んでいるのである。
そして下に目を移せば、まさに「コレがこうなって」「アレがあぁなって」とメモした部分が丸々問題になっているではないか!
という展開。
今まで解いた事のある実験の、手順・目的・結果・分かること、が理解し覚えているというわけね。
だからスラスラ解けるし、頭を使って解く問題にちゃんと頭を使って解くことができるの。
さて。
イオンだけ取っても、有名な実験はいくつもある。
それらを授業でできる限り「は?意味わかんねぇ」が無くなるように丁寧に解説した。
つまり、しっかり理解はできたはずだ。
あとはそれらを、キチンと記憶に残しておくこと。
それで「理科」という科目の出来が決まるのである。