就活には、そのパスポートとしての学歴は必要だ。
「あった方がいい」というレベルではなく、
「無いと試験すら受けさせてくれない」という企業が多いという話はさっきの記事で書いた。
そのパスポートを得るために高校に行く
これが高校へ行く1つの大きな理由である。
では思いの高校に行けたとして、例えば金沢大学に毎年100人を出している二水高校に行けば、自分も金沢大学に行けるのかというと、
それとこれとは別の話
である。
その高校の進学実績を作っているのは学年の上半分であり、
当たり前だけど「学年の半数は下半分にいる」のだから、
高校合格の時点で「その高校に見合う道へ進めるかどうか」はトントンである。
加えて言うならば、
高校とは「スペックが自分と同等以上の子しかいない」場所である。
中学までで自分の立ち位置を確保できたのは
【スペックが自分より下の子たちがたくさんいたから】
に他ならない。
高校はその優位性が排除され、自分と同じかそれ以上の能力を持った子たちの中で
半分より上
を目指さなければならない。
半分より上にいなければ、残念ながら「今、必死でやってる勉強」が、大して意味のないものになってしまう
よ♪
という話を中3生にしてきた。