塾講師として教育現場に立ってて「この子は地頭がイイなぁ」と思う子は
①語彙力
②記憶力
③論理力
のうち2つ以上が並より高いと感じる。
①語彙力
言わずもがなだね笑
そもそも言葉を知らないと頭良くはならないから。
②記憶力
教科的な暗記力もそうだけど、それよりも「こないだやったこと」「こないだ言われたこと」への記憶力が特にデカい。
高校で言うと桜丘中位以下の子たちは「コレ前やったよねー」に対して「・・・?(やったっけ??)」なことが多く(当然、下に行けば行くほどその頻度は上がる)、
それが学力アップの邪魔をしてる部分がかなり大きい。
③論理力
「◯◯だから△△だよね」の原因と結果の関係を見抜く・読み取ることの上手さ。
たとえば
【地球は反時計回りに自転しているので太陽が東から昇って西に沈む】
に対して、論理力の高い子は「え?なんでそれが理由になるん?」と疑問を挟み、納得しようとする。
納得にかかる手間はいとわない。
そうじゃない子は「ふーん、そうなん。暗記ねオッケー」で済ます。
こういう◯◯力的なものって天性のものもあるけど、鍛えようと思ったらいくらでも鍛えられる。
語彙力は言葉に触れさせる・使わせること
記憶力は覚えること・思い出させること
論理力はナゼをつきとめること・条件に当てはめること
小さい子なら特に、遊び半分でできちゃうのね。
高学年以上でも、日常会話を意識的に変えることで鍛えられる。
「地頭のよさ」は天性のものだと決めつけず、
むしろ後天的に習得させることができるんだと僕は思う。
そしてそれをする、させるのは親である。