社会の記述がニガテです
そもそも、社会の用語が頭に入りません
今日、そんな悩みのある中3生と話してて、何でなのか考えてみた。
答えはシンプルだった。
言葉の意味が分からない
社会の用語ではなく、一般的な語彙の部分である。
たとえば
公共事業を起こす
とか
経済介入する
とか
財政支出を増やす
とか
経済を刺激する
とか
確かに一般的な語彙ではあるけど「一般的な中学生の」語彙ではないかもね。
でも、そういう言葉のオンパレードでワケワカメになって、だけど覚えなきゃだから暗記ゴリ押しして失敗する
こういうパターンが、その子だけじゃなくもっと多くの子に起こっているんじゃないか、と。
フツーに中学生してたら出会わないであろう言葉たち
だけど「フツーは知ってるっしょ」なテンションで教科書にもワークにもテストにもバンバン出てくる。
ここをカバーするのに、特別な対策が必要かと言われるとそうではなく(むしろ語彙は特別な対策ではどうしようもなく)、
日々、何を見聞きしているか/させているか
ここに尽きる。
そしてこの「何を見聞きさせるか」の大部分を担うのは他でもない
家庭
である。
一生懸命やってるのになかなか上手くいかない
その原因は「語彙」なのかも。
そうと気付けば明日から、いや今日から家庭での会話を増やして、語彙レベルを5くらいあげて、過ごしてみてはいかがだろうか。