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あなたのお子さんはこういうことをこういう説明で理解しなければならない

あなたのお子さんはこういうことをこういう説明で理解しなければならない

今日の中2英語で話をしたのでまたしても英語は日本語やで組合・委員うめざわがお送りします。

 

 

a:わたしはどこへ行くべきですか。

b:わたしはどこへ行くべきか教えてください。

 

aとbで、英語にするとビビるくらい違います。

 

A:Where should I go?

B:Tell me where to go.

 

こんな感じです。

上は疑問文で、下は命令文です。

上は疑問詞で、下は不定詞です。

上は助動詞を使って疑問詞の疑問文、下は疑問詞+不定詞で命令文です。

 

今、これを読んでいるママさん。

覚えなくていいですよ笑

 

でも、これは知っておいてください。

 

 

 

あなたのお子さんはこういうことをこういう説明で理解しなければなりません。

 

 

この時期の中2ともなれば、

「わたしはどこへ行くべきですか」は疑問文、「べき」は助動詞 should を使い

「わたしどこへ行くべきか教えてください」は命令文、「べき」は疑問詞+不定詞で表現する

というのを即座に判断できなければなりません。

できなければ、英語で点を取ることは望めません。

 

お子さんがこの説明で理解できるかどうか、想像してみてください。

 

 

 

 

 

 

塾ではもちろん、手を変え品を変え言葉を変え、なんとか理解にこぎつけさせますが、aとbが違う日本語であると分かる/肌感覚で感じ取れるかどうかが1番のネックとなります。

 

ちなみに僕は学校英語は、英語を学ぶことで、全く違う表現をすると知ることで逆に日本語の違いを知るためにある、日本語への理解を深めるためにある、と考えています(そう思わないと学校で英語頑張っても喋れない説明がつかない笑)。

日本語を読んだだけでその違いを感じられるか、英語に直した時にその違いを感じられるかは問いませんが最終的に

aとbは全然違う

という風に腹落ちできるだけの基本的な日本語力が、英語には必要です。

 

 

早期英語教育では太刀打ちできません。

日本語教育徹底です。

 

それで英語が喋れるようになるんかいや?

 

という指摘は、本件とは関係ありません。

学校英語が、最終的に「試験科目としての英語」に必要とされる力がそれである以上、僕としては「試験で英語をクリアさせる」ことに重きを置くべきだと考えています。

よって「それで英語が喋れるようになるんかいや?」に対しては「ならないだろうね笑」ですが、それとこれとは全く別の話だと僕は認識しています。