ここだけの話、夏以降の中3生(それなりに努力を積んでいる子限定)にとって、
もはや【親からの勉強絡みの何か】は邪魔以外の何物でもない。
受験生になって、それなりに勉強に向かい始めた子に、
親の口から何か勉強に関することを言おうものなら、
その子からみるみるモチベーションが奪われていく。
おそらく、我が子だからこその、期待や不安、希望や焦りがダイレクトに、言葉や表情に出てくるからだろう。(言葉を選んでいるつもりであっても)
つまり、「あなたのため」とは口では言いながら、その実「自分のため」というニュアンスがムンムンと出てしまうから、だろう。
塾講師として何年も、何人も、何家族も見てきた身にとっては、
それなりにキチンと机に向かっている子にとって、勉強に関しては親は害悪にしかならない
というのが真実である。
では、受験生の親として、かわいい我が子のため、何もすることができないのかと言うとそうではなく、
よく食べさせ、よく寝かせ、よく笑わせる
ここを徹底管理する、というのがそのお仕事となります。
ここに関してはむしろ、親以外に代わりの効かない、親以外では成し得ないものです。
よく食べさせ、よく寝かせ、よく笑わせる
受験生の親である皆さん、
ぜひコレを念頭に置いておいてください。