怒鳴ったり
脅したり
それで上手くいくなら、どんなに楽だろうか。
そんな手じゃあ、勉強は上手くいかない。
長期戦だから。
他者からのマイナス評価で、長期にモチベーションを維持するのは至難の業だから。
たいていは、どこかで耐えきれずに離脱する。
もしくは、冷ややかな目で見てる。
そして密かに「コイツの言うことは信用しない」と心に決めている。
怒鳴られたり脅されたりして、僕ら親世代が何とかなったのは、
勉強が簡単だったから。
簡単な分、短期で成果が出やすかったから。
もうひとつ、昭和~平成初期の「根性論」が多くの人口に受け入れられていたから。
耐えることは美徳だと、多くの人が思っていたから。
目上の人は無条件に偉くて、
言うことを当たり前だというのが共通認識だったから。
もう、そんな古い手は通用しない。
時代は変わったんだ。
とっくの昔に。
実はみんな、「このままじゃアカン」と思ってる。
「このままじゃアカン」のに、アカン方に吸い込まれる。
その「このままじゃアカン」という気持ちを吐き出させ、
そう思っていると自覚させ、
解決への手立てを示し
その先には希望があると認識させ
自ら、その手に乗っかるように誘導する。
これが必要だと、僕は思ってるんだ。
勉強は長期戦だから。
努力が成果を結ぶのには時間がかかるから。



