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ウチの子に限って、そんなことは・・・ある。 ~やらかしてる前提がちょうどいい

「ウチの子に限って、そんなことは…」ってママが言うとき、

だいたい「そんなこと」が起きてます(笑)

我が子を信じたい気持ちはよ〜く分かる。
僕も二児の父として、「ウチの子に限って・・・」と思いたい気持ちは痛いほどよく分かる。
でも、現場で日々いろんな子と接していろんなママと話して、
「あちゃ~・・・」って感じること山のごとし。
子どもって、見られてないところでは緩むし、
親に対する演技力にかけては役所広司も顔負けな実力を持ってるの。

でね、ここからが肝心。
この「信じてた」からの「裏切られた」の落差がありすぎて耳キーンだから、
ママが

大爆発

しがちなの。
もう信じられない!失望した!最低!!
って。
もしくは
もう・・・立ち直れない・・・
なんて

メンタル大崩壊

も起こりがち。

全く正反対だけど、次の一手を打つ気力がなくなり「諦める」の一択につながるのは同じ。
そうなってしまっては、待つのは悲劇のみ。

僕はね。
「ウチの子に限って『やらかしてる』」くらいに思う方がいいと思ってる。
本当にやらかしてないかを定期的にチェックして、
やらかせないように仕組みで解決する。
「やらかし」は形で防ぐ。
ただし形はやがて陳腐化するから、常にメンテナンスと改良を怠らない。
(性格の悪い僕は、仕組みにあらかじめ穴を仕込んでおいて、あえて「やらかし」を誘ってリテラシーを上げる活動なんかもやってます笑)

一時の感情に任せると、ロクなことはない。
ちゃんとやらかす我が子を楽しみつつ、
やらかさない大人へと育てることが、
教育の醍醐味だと僕は思ってる。

子どもはやらかす生き物。
それを楽しめるかどうかが、親の器じゃあないかな。