もう僕はずっと
成績は辛抱ですよ
受験は忍耐ですよ
と言い続けてる。
子どもの成長とはかくも思い通りにならないものか
と、我が子ながらイヤんなるよね。
そのイライラと、自分の忍耐力とのシーソーゲーム。
(ここでタイトル回収っと)
8ミリ盤だなんて時代ですなぁ(遠い目)
相次ぐテスト、模試、判定、面談、厳しいですよ通告、
迫る期日、タイムリミット、
ぶっちゃけて言いますと、
学校および塾というのは、
不必要に、必要以上に不安を煽る傾向があります。
これは「どこでOKラインを出すか」というのが人によって微妙に違うというのがあって、
「大丈夫ですよ」「イケますよ」と言ってダメだったら
「イケるって言ったじゃないですか!」
というクレーム、ひいては悪評に繋がるから
地球がひっくり返っても合格するレベルじゃないと「OK」だなんてとても言えない
という心理が働いているものだと思います。
それと、不安を掻き立てた方が気を抜かないから、
気を抜かせないために不安を煽る、こういうのもありますね。
あとはシンプルに、売上確保ですね笑
僕は基本的に「危ないですよ通告」というのは出しません。
最後の最後まで塾生の伸びを信じている、というのもありますが、
塾生たちを大切に思ってるので不用意に、そして必要以上に不安を煽ることはしたくないからです。
(気を引き締めるために脅すことはあります笑)
必要以上に不安を掻き立てた結果、誰が一番被害を被るのかといいますと、紛れもなく子どもたちです。
学校・塾が必要以上に不安を煽る→保護者さまが必要以上に不安になる→子どもに必要以上に厳しく当たる→子どものテンションがだだ下がり
という流れですね。
(これで退塾されると売上が減ってうめざわが泣くというのもありけりです泣)
売上はともかく、我慢ならずにハシゴを外しちゃうと、
せっかくあった可能性も、せっかく積み上げた経験も、全部パァになっちゃうんです。
(しかも再起不能にまで追い詰められた子どもだけが残る)
僕はこの状況は、どうしても避けたいんですよ。
だから、このエゴとエゴのシーソーゲームを勝ち抜いてもらうために不必要な不安は煽りたくないですし、
保護者さまにも「これは煽りなのか?真実なのか?」を冷静に見極めてほしいと思います。